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2017.05.13

無心と無実

P5059318


 夏目漱石『こころ』を読んでいたら、明治天皇の崩御が出てきた。
 明治天皇は死ぬまで天皇だった。大正、昭和も同様だ。それなのに、今上天皇は途中で降りようとしている。私には摂政で何が悪いのかまるでわからない(*)。天皇自身は「この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。」と述べたそうだが、だからどうしたというのか。別にそれで一向に構わないではないか。天皇が働かなくても代わりは摂政がやるのだから、何の支障もないはずだ。変な前例を作られるよりは、むしろそれを望む。
 天皇は生涯かけてやるものだ。伝統を軽んじてはいけない。

* 死んだら自粛ムードになり経済に悪影響が出るというのは理解できるが、引用部分については摂政を排除する論拠となっていない。

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